2011年01月28日
花粉症対策大丈夫ですか?
こんにちは。市内でもインフルエンザが大分流行ってきていますので、手洗い・うがいを頻繁に行い、予防しましょう。さてもう一つの季節もの、花粉症は皆さん大丈夫でしょうか?私も花粉症で、そろそろくしゃみが出始めています。12月中旬以降からもう飛び始め、今月中旬頃から徐々に増えてきているようです。花粉症の方にとってはとてもとてもつらい、本格的な花粉症の時期がいよいよやってきます。今年は、花粉飛散量が昨年の10倍以上になるということで、最近テレビなどでもやたら話題になっていますね。ただ、昨年が極端に少なかったため、余計に今年が目立ってしまっている気もしますが…。花粉症の治療で、一番肝要なのは「初期療法」かと思います。「初期療法」とは、花粉が飛び始める前から内服薬の治療を始めることです。こうすることにより、症状の出現を遅らせ、またシーズン中の症状が軽くなり、内服薬を使う回数や点鼻薬、点眼薬の使用回数を減らすことが出来ます。当クリニックのスタッフも私を含め3人もう薬を飲み始めています!先ほど、書いたように既にかなりの花粉が飛散していますが、症状がまだ軽くて治療を開始していない方は、今からでも出来るだけ早く薬を飲み始めることをお勧めします。また、外出時、マスク、メガネを着用するだけでも大分違うかと思います。薬によっては、眠気が強く出るものもありますので、車を運転する時などは十分気を付けて下さい。
院長
院長
2011年01月21日
第5回健康教室
こんにちは!!!!
先日、第5回健康教室を開催しました!
今回も多くの方に参加いただきありがとうございました!
今回のテーマは“頭痛”についてのお話でした。


頭痛の種類や痛みの原因などを中心に行いましたが、
最後には頭痛体操をみなさんで実践して終了となりました。

この頭痛体操、日本頭痛学会でも推奨されている体操だそうです!
片頭痛や緊張型頭痛に対して、効果的です☆
次回は“めまい”について当クリニック院長がお話いたします!
ご参加お待ちしています!!!!
◎水谷脳神経外科クリニック
≫診察時間
月・火・木・金曜 … 8:30~12:00
15:00~18:00
水・土曜…………… 8:30~12:00
≫休診日
日曜、祝日、水・土曜午後
≫住所
静岡市駿河区馬渕4-11-9
≫電話
054-202-7778
≫メールアドレス
nougeka@mizutani-neuro.com
≫ホームページ
http://www.mizutani-neuro.com/index.html
先日、第5回健康教室を開催しました!
今回も多くの方に参加いただきありがとうございました!
今回のテーマは“頭痛”についてのお話でした。
頭痛の種類や痛みの原因などを中心に行いましたが、
最後には頭痛体操をみなさんで実践して終了となりました。
この頭痛体操、日本頭痛学会でも推奨されている体操だそうです!
片頭痛や緊張型頭痛に対して、効果的です☆
次回は“めまい”について当クリニック院長がお話いたします!
ご参加お待ちしています!!!!
◎水谷脳神経外科クリニック
≫診察時間
月・火・木・金曜 … 8:30~12:00
15:00~18:00
水・土曜…………… 8:30~12:00
≫休診日
日曜、祝日、水・土曜午後
≫住所
静岡市駿河区馬渕4-11-9
≫電話
054-202-7778
≫メールアドレス
nougeka@mizutani-neuro.com
≫ホームページ
http://www.mizutani-neuro.com/index.html
2011年01月15日
診察机
こんにちは。今日は、診察机の紹介です。

このクリニック内で唯一のオーダーメードの備品です。開業医である私にとって、診察室はおそらく今後の人生の中でもっとも長い時間を過ごす空間ですので、診察室にはこだわりました。その診察室の中でも、最も重要な役割をするのが診察机ですので、自分で設計図を作成し、それを家具屋さんにお願いして作ってもらいました。もちろん、既製品に納得のいくものがあればそれが一番良かったのですが…。
診察机で一番こだわったのは、患者様との位置関係です。通常の診察机ですと患者様が自分の真横に位置するため、電子カルテに顔を向けた時、ほとんど患者様の顔を見ることが出来ません。患者様の方を向けば今度は電子カルテのモニターが全く見えなくなり、能率も悪い上、患者様からの印象も良くないだろうと以前から考えていました。そういったことを解消するため、対面式の診察机というのは既製品でも販売されています。しかし、対面式ですと自分と患者様の間に机があるため、その位置では神経学的検査などの診察を行えません。そこで、写真のように患者様側の机の部分を斜めにカットしたものを作りました。

何度にカットしたかは忘れましたが、診察室の床に新聞紙を折り曲げて色々な角度で並び替えてみて、実際の診察をイメージしながら決めました。

真ん中左寄りにある凸に出っ張った部分は、血圧を測定する時に腕を置いてもらうための台です。
実際使ってみての感想ですが、キーボードに手を置いたままでも少し体の向きを患者様側に変えるだけで、顔をしっかり見ることが出来、また神経所見をとるのにも問題なく、ストレスなく使えています。ただ、そうは言っても集中してキーボートを打ち込む時は、どうしてもモニターに正対してしまい、患者様に対してはそっぽを向いてしまうので、実際診察後に打ち込むことは多いのですが…
まだまだ、色々と工夫しなければだめですね。一度、患者様からみた感想も聞いてみたいと思います。
院長
このクリニック内で唯一のオーダーメードの備品です。開業医である私にとって、診察室はおそらく今後の人生の中でもっとも長い時間を過ごす空間ですので、診察室にはこだわりました。その診察室の中でも、最も重要な役割をするのが診察机ですので、自分で設計図を作成し、それを家具屋さんにお願いして作ってもらいました。もちろん、既製品に納得のいくものがあればそれが一番良かったのですが…。
診察机で一番こだわったのは、患者様との位置関係です。通常の診察机ですと患者様が自分の真横に位置するため、電子カルテに顔を向けた時、ほとんど患者様の顔を見ることが出来ません。患者様の方を向けば今度は電子カルテのモニターが全く見えなくなり、能率も悪い上、患者様からの印象も良くないだろうと以前から考えていました。そういったことを解消するため、対面式の診察机というのは既製品でも販売されています。しかし、対面式ですと自分と患者様の間に机があるため、その位置では神経学的検査などの診察を行えません。そこで、写真のように患者様側の机の部分を斜めにカットしたものを作りました。
何度にカットしたかは忘れましたが、診察室の床に新聞紙を折り曲げて色々な角度で並び替えてみて、実際の診察をイメージしながら決めました。

真ん中左寄りにある凸に出っ張った部分は、血圧を測定する時に腕を置いてもらうための台です。
実際使ってみての感想ですが、キーボードに手を置いたままでも少し体の向きを患者様側に変えるだけで、顔をしっかり見ることが出来、また神経所見をとるのにも問題なく、ストレスなく使えています。ただ、そうは言っても集中してキーボートを打ち込む時は、どうしてもモニターに正対してしまい、患者様に対してはそっぽを向いてしまうので、実際診察後に打ち込むことは多いのですが…

まだまだ、色々と工夫しなければだめですね。一度、患者様からみた感想も聞いてみたいと思います。
院長
2011年01月08日
ちょっと不思議な医療広告規制
皆さん、こんにちは。ブログを更新出来ないまま、2011年も一週間が過ぎてしまいました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今回はちょっと不思議な医療広告規制についてです。前々回のブログで頭痛外来について書きましたが、実はこの”頭痛外来”という表現は、医療広告規制に引っ掛かります。医療法の規定により、「医療法又は医療広告告示により広告が可能とされた事項以外は、文書その他のいかなる方法によるを問わず、何人も広告してはならない」とされています。ちょっと難しい話ですが、簡単に言いますと、広告可能な診療科名(脳神経外科、内科など)は、これも医療法で定められており、”頭痛外来”のように”専門外来”を標記することで広告可能な診療科名と誤認を与える(頭痛科という診療科目は、広告可能ではないので)、というのが理由のようです(少しも分かりやすくなってませんね、すいません
)。同様に、”禁煙外来”という表記も駄目です。ところが、”頭痛相談”、”禁煙相談”といった表記は、広告可能だと言うのです。何だかおかしな話だと思いませんか?不思議に思い、開院前に然るべきところに電話で問い合わせて、理由を改めて聞いてみました。やはり良く理解出来ませんでしたが、頭痛外来や禁煙外来に来られた方に対し、ちゃんと治療を行うのに”相談”はないだろうと思い、「それでは、”頭痛治療”や”禁煙治療”では駄目ですか?」と聞いたところ、「それならば大丈夫」とのことでますます良く分からなくなってしまいました。
”外来”と”治療”でそんなに異なるのか?、私には良く分からなかったのですが…。まあ治療という言葉が使えるということで、クリニックの立て看板などには、結局”頭痛治療””禁煙治療”とさせて頂きました。
ブログを見て下さっている皆さんはお気付きかと思いますが、このブログやホームページでは、”頭痛外来””禁煙外来”という言葉を使っています。ホームページは、「情報を得る目的を有する者が、URLを入力したり、検索サイトで検索した上で閲覧するものであるため、情報提供や広報として扱われ、原則として医療広告としてみなされない」そうで、広告規制の対象にならないのです。
医療広告規制でそこまで規制しなくてもと思うものをもう一つ…。治療効果を想起させるような広告は出来ないという理由で、例えば歯医者の電話番号の末が1182であった場合”いいはに”とルビを併記することが出来ません。昔CMで良く見た温泉ホテルのような宣伝は駄目だということです。
他にもたくさんの医療広告規制があり、開院前色々と勉強したのを思い出し、ちょっとネタにしてみました。
それでは、良い連休をお過ごし下さい。
院長
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今回はちょっと不思議な医療広告規制についてです。前々回のブログで頭痛外来について書きましたが、実はこの”頭痛外来”という表現は、医療広告規制に引っ掛かります。医療法の規定により、「医療法又は医療広告告示により広告が可能とされた事項以外は、文書その他のいかなる方法によるを問わず、何人も広告してはならない」とされています。ちょっと難しい話ですが、簡単に言いますと、広告可能な診療科名(脳神経外科、内科など)は、これも医療法で定められており、”頭痛外来”のように”専門外来”を標記することで広告可能な診療科名と誤認を与える(頭痛科という診療科目は、広告可能ではないので)、というのが理由のようです(少しも分かりやすくなってませんね、すいません


ブログを見て下さっている皆さんはお気付きかと思いますが、このブログやホームページでは、”頭痛外来””禁煙外来”という言葉を使っています。ホームページは、「情報を得る目的を有する者が、URLを入力したり、検索サイトで検索した上で閲覧するものであるため、情報提供や広報として扱われ、原則として医療広告としてみなされない」そうで、広告規制の対象にならないのです。
医療広告規制でそこまで規制しなくてもと思うものをもう一つ…。治療効果を想起させるような広告は出来ないという理由で、例えば歯医者の電話番号の末が1182であった場合”いいはに”とルビを併記することが出来ません。昔CMで良く見た温泉ホテルのような宣伝は駄目だということです。
他にもたくさんの医療広告規制があり、開院前色々と勉強したのを思い出し、ちょっとネタにしてみました。
それでは、良い連休をお過ごし下さい。
院長